2009/03/19

おきかえ

家族がインフルエンザB型にかかりました。
抗インフルエンザ薬は服用していないけど、
危ない行動に出ないように見守りながら
読んでいる本。

柳家花録師匠の「落語家はなぜ噺を忘れないか」
私が目指す演技とは違う世界のことだけど、
私が幼い時分から憧れた芸の世界がそこにあります。
師匠の言葉を演技のものに置き換えると
鮮やかな指南書になって、私の掌をぴしぃっと
扇子ではたいて教えてくれます。

花伝書に記されたことより、更に取説度が高い感じ。

花録師匠の実直な行動のように
演技の稽古をとことんしたくもなり、
寄席にどっぷり浸かりたくもなり。