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タイトル 『1Q84』
読み進めながら疲弊した本、輝く第1位!
それは勿論、村上氏の創り出す激流に
喜んで身を投じて、流されるままになるからだけど、
登場人物を演じる前提で読むから、ぐったりX2。
登場人物と私の間にある接点を見つけて
点と点を結び、頼りないラインを引いていく。
繋いだラインを三次元、四次元にする。
本を読みながら、体を動かす、移動する。
ただ、この本には自分との接点が多すぎる。
何人もの役どころにいちいち自分を見てしまう。
しかも村上氏の作品は、読み終えても
生活の中にその世界観をずっと引いてしまうから
物語が毎日続く分、考えることで更に疲れが増す。
何も考えなくていいように、走りに行こう。
それでもきっと、村上作品は終わらない。