2009/09/20

ヴェネチア映画祭


『ロミオとジュリエット』の舞台で知られる
イタリアはVeronaの街のコロッセウム(円形闘技場)を
爆走で駆け上がって生じた筋肉痛で
まともに歩けなかった帰国から
早、数日が経とうとしています。

行って参りました。
ヴェネチア国際映画祭!

出国前のあれやこれやの想像とは違い、
私が感じたこの映画祭は、各作品の受賞レースというよりも
各作品と制作に関わった人間によるアートセッションでした。
(参加した作品『kingyo』のEdmund楊監督も
そのようなことを言っていました。)

チーム『kingyo』の中でも
作品を創り出したひとりひとりから発するエネルギーと個性で
連日、新しい触感と味と香りの熱い温泉に浸かっているような
時間を過ごしました。

残念ながら『kingyo』は受賞を逃しましたが、
各国からいい評価をいただけたこと、
熱意ある学生の皆さんが力を発揮して作品を作り上げて、
確かに認められたこと、
そういう作品に私が参加できたこと、
それは素晴らしい経験でした。

私個人へのお土産は、映画の、演劇の、演技への
さらなる好奇心。
血湧き肉踊る「わくわく」は、大きなエネルギー源です。


それから、家族のメガ協力の下、
お母ちゃんが単身海外に行けた!という実感。


この機会をいただけたことに心から感謝してます。
どうもありがとうございました。