2010/03/25

卒業式

子供たちは親のカラーを授かりつつも

賛同し、反発しながら自分の色彩を探していく。

卒業式を迎えた子供は

私が持ち得なかったものを源に輝いていた。

私が子供の頃、いくら手を伸ばしても届かなかったもの。

これから生きていく中で

強い力や暖かい温もり、羅針盤にも変化するそれを

ずっと手放さずに、造形していくんだよ。

私もそれを授かり、再構築する日々。