2010/06/09

ディープでこちんインパクト

そうだ、目から火花って出るんだった。


それは壁に立てかけてあった木製ラック。
コートを掛けたり、洗濯干しに使うもの。
それが突然、真夜中に私の眉間目指して落ちてきた。
みたい。
でもなぜあの時間?どうして突然?
丑三つ時だったな。

首、むち打ち状態。
眉間のたんこぶはドテチン級。
アバターにも見える。

そう言えば、その時「痛ぁ」と叫んだな。
「ぎゃ」じゃなくて。
つまり、痛みに驚いた。
目を開けている時間だったら、
それが倒れてくることが恐くて叫ぶ。
視覚でこれから起こることを認識して叫ぶ。
でも眠っているときは、それがヒットする瞬間まで
何が起こるか予想する術がないから
痛みを感じて、始めて事態を認識する。
だから「痛い」だったんだ。


しかしな、野生の勘ゼロだよ。
人や車が近寄ったって、
ぴくりともしない街の鳩と一緒。