2012/04/26

由良は由々良々



急な地震に驚いて、見ず知らずのわたしにつかまってきた人がいました。

確かにその人の目は怯えていたようで、足元も手元も覚束無いように見えました。

余程、逞しく見えたのね、おいら。
はははー。

みんながそうして素のままでいられたらいい。
立派な大人のお面や、元気でいい子のお面、いつも被っていなくていいの。

台本の横で キャンドルがゆらゆら笑う夜。