2011/08/02

○○ちゃん、あーそーぼっ!



氣のおけないひとたちと一緒にいる時、ふと小学校時分の子どもたちでいるような錯覚に陥る。

損得勘定がなくて、ただ好きだから一緒にいて、相手をどうこうしようとは思っていなくて、自分をよく見せようとも思わず、そのひとの得意分野に「すごいじゃん!」と素直に憧れたりする。

思慮深い子だっているから、ここで言うのは、ほぼ感覚中心で生きている子どもの感じ方。

好きなひとは大切にしたい。
嘘はつきたくない。
もっとよく知りたい。


役をもらった時、その役の子ども時代を掘って掘って掘り下げて 戯れてみることで、その役を理解しようとすることがある。

少し苦手かも…と思うひとがいる時、失礼かもしれないけど、そのひとの子ども時代をあれこれ想像すると興味を引かれたりして、苦手の扉から入りたくなくなる。



ただしこういうお喜楽思考でいると、しっぺ返しも強烈にやってくる。
実際は したたかな大人社会ですからね。
もの言え、経験 ( *`ω´)



【こういった方向からの芝居の役作りについては、Susan Batson(スーザン・バトソン)氏著の『TRUTH:Personas, Needs, and Flaws in Building Actors and Creating Characters』がおもしろいです。
日本では『NEED 本当のあなたをさがす旅』として、役者でない方にも興味深く読まれるような内容で出版されています。】