2012/01/13

お土産



と言えば、チチチチ父。
時々、かつて地元にあった洋菓子の「中満」で、大きなプリンを買って来てくれました。

今でこそ空前の山ブームだけど、その昔、鉄アレイ級のアイゼンやピッケル、雪や雨を吸えば倍以上は重くなるテントを背中に積んで日本中の山を登っていた父は、大抵 全国の山からもお土産を持ち帰ってきました。

栗おこわ、落雁、高山植物が描かれたピン、押し花のしおり、ブローチ、何かの石でできたネックレス、小物入れ、本…。

いつしか父からお土産をもらうことに慣れちゃった。
今思えば、大家族分、みんなにそれぞれ選んで持ち帰ってくれること、山男がアクセサリーを選んで笑顔で子どもに渡すことなんて、きらきら光る奇跡なのにね。

そんなことを思い出させてくれた、今晩のあまいお土産でした。

ごっつぁーーんす。