Actor Qyoko Kudo's Monology from Tokyo, Japan
今晩注いだのは「ないしょのワイン」。 実力蔵ながら 作り手を明かしちゃいけないんだって。 静かな雪の夜に ひっそりないしょのワインのはずが、ポロポロ便りが降ってくる。
女房が時代屋で頬に当てた壺で 桜の花弁を掬いたい。
いい春になるように。 ・