2012/02/19

にんげんだものん



舞台稽古で煮詰まっていたことにも共通する歌の1ハードルをゴスペルレッスンでクリアした今日、お天道様級のMegさんエネルギーが歌の真意へ導いてくれました。

合氣道では十三の杖という型から、その楽しさや動きの必要性をやっと理解できたり、これまた演技に共通する弱点を指摘していただいて、煮たり焼いたりしながら 克服の仕方を紐解いてみたり。

馬道通りでは、先日惜しまれてお亡くなりになった『男はつらいよ』のおばちゃん、三崎千恵子さんのように、ゆったりと着物を着た方に微笑まれ、男性とも女性とも言えるそのひとの瞳に撃ち抜かれる心地に酔ったり。

美容室では、パリで着物ショーをした経歴を持つ着付けの先生と言葉を交わし、人を広く捉えるエネルギーに驚いたり、毎度のことながら、店長さんが手がけるヘアカットに 確かな技の上に築かれたアートを見たり、お店の方たちがヘアケア同様に人をケアする空気〜鴇(とき)色と蒲公英(たんぽぽ)色の混合色のような〜を悦んで受け取ったり。

家族が丁寧に作ってくれた夕飯に一日の疲れがふっふっ吹っ飛んだり。

近くて遠い空の下、自分と家族の未来のために戦うその人に、ピエールとムニエール入りのエールを送ったり。


今日も人の間で暮らして、学んで、葛藤して、笑えることに感謝だなあ。けふを