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外は寒かったでしょう。
そう言いながら、ミルクを温めてくれる横顔がすき。
僕がドアをカリカリ掻くだけで階段をすぐに降りてきてくれるから、うっかり鍵をかけられても大丈夫。
よく色んな音を拾う、ちみっと小さい耳もすき。
狭い階段をパタパタ行き来する足音もすき。
でも僕を可笑しな名前で呼ぶのはいや。
きみが最初に付けた名前がすき。
でも たいしたことじゃない。
呼ばれる音に反応して 高い声で鳴いてしまう僕は。。。そんなにわるくない。
本当に大切なのは、きみのい。。。
…! meow.
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