2015/03/28

「どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?そういうもんだよ。」(車寅次郎)





固い蕾を解くことを待ち続けてようやく開いた櫻の花。
春と呼ぶには肌寒く、まだ宴は始まったばかりなのに、ある日一斉に散ってしまうなんて思ってもいないのでしょうね。
咲き誇って、希望に溢れる姿は人も同じこと。

大人になる過程で成長する10代は内からも輝いていて、本当にきれい。
生物として美しい。
外見を見ているようで、実は目に見えない内臓や細胞の美しさに生物として眩しく感じるのかな。
日本で多くの世代にアイドルが支持されるのもそういうこと?

でも若さというのは人の美しさのひとつの要素であって、それ以外の要素が世の中には溢れるほどあることを教えてくれるのは身近な人たち。

久しぶりにお会いして、後光というより全身から希望と優しさの光を放っていた方や、好奇心と正義とユーモアでパワフルな引力を持つ(昨日初めてお会いしました!)方、長い間土を耕すように試練を繰り返して自分を肥沃な大地のように育てている方、家族を支え続けることで仙人のような境地に達している方、相手を思い遣る気持ちからセルフコントロールに長けている方、生き馬の目を抜くような競争社会で自分なりの時間の中で生き、笑顔を絶やさず、結果を次々に生み出す方…挙げだしたらきりがありませんが、共通点は男女どの方も相当美しく、尚、進化を続けていらっしゃること。

以前は散る櫻に憂いを感じましたが、今は次へ進むための通過点として祝福するような気持ちです。
葉櫻も新緑も、生い茂る夏の緑も紅葉も、葉を落として春を待つ姿も、どれも楽しみです。

さあ、櫻の「花」の季節に参ります(●'w'●)