「ある出来事をきっかけに心を閉ざし、神戸で孤独な日々を送っていたケイコ。着物ショーに参加するためラトビアの首都リガを訪れた彼女は、かつて震災で行方不明になった夫と不思議な再会をする。」
桃井かおりさんと3度目のタッグとなるラトビア出身のマーリス・マルティンソーンスさんが監督・脚本・編集を手掛けた『ふたりの旅路』。
桃井かおりさんとイッセー尾形さんが織りなす夫婦の時間は、20代の頃の私には到底理解できなかった心を揺さぶる男と女の物語。
人間臭くて、素の部分が図らずともぽろぽろこぼれ落ちてくるふたりの物語は遣る瀬無くて、それでいて愛おしい。
ライブの様に生き様をありありと魅せてくれる桃井かおりさんとイッセー尾形さん、そして映像にない日々の遣り取りまで想像させてくれるお隣さん役の木内みどりさん!
私的な感想ですが、見終えた頃には自分の心の波風さえも受け入れているような本作を、どうぞご覧になってください。
そして物語の舞台となる北欧の国、ラトビアの土地、人、食の魅力にもうっとりどっぷり浸ってください。
夫婦の娘役として、私の20代の写真を使っていただいたという小さな形での参加でしたが、レセプションにもご招待いただき、関係者の方々と作品の公開をお祝いすることができました。
出演された皆さんの前で有頂天の私は、ファーストデートで諸々やらかしてしまうあれ同様でしたが、イッセー尾形さんと撮っていただいた写真を前に感謝とともに息を整え、緊褌一番!進んでまいります。
ポール・リーミング監督作『An American Piano』でもお世話になりました、ローディッド フィルムズのプロデューサー・水野詠子さん、ジェイソン・グレイさん、作品へ参加させていただき誠にありがとうございました。またレセプションへご招待くださいましたラトビア大使館に感謝いたします。
映画『ふたりの旅路』は、6月24日(土)より渋谷・ユーロスペース、有楽町・丸の内TOEI他にて公開中です。
関西では、7月15日(土)から神戸 国際松竹、大阪 第七藝術劇場にて公開されます。
ぜひ劇場へ足をお運びください!
『ふたりの旅路』特別サイト
http://www.futarimovie.com
『ふたりの旅路』Facebookサイト
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『ふたりの旅路』予告