内田樹さんは「合気道」を『勝ち負けがなく、「淡々と自分の心と身体を観察して、それを研ぎ澄まして、精度の高い、合理的な動きができるように修行する。ただそれだけです。』と仰っています。
なかなか予測通りにいかないことが常ですが、芝居の稽古と共通項がきっとあると思って始めた合気道は的を得ていました。
芝居の稽古に行き詰まった時、合気道の稽古をすることで状態を軌道修正できることがあります。
相手との在り方、どう相手に行動していくか、立ち位置をどう変えるか、そういったことを身体に落とすように努めることで、行き詰まった時とは違った頭の使い方をしながら身体を動かせるように試行錯誤できるからなのかもしれません。
なんてことを書いていますが、そりゃもうひよっこ同然。
とんちんかんな試みや失敗が絶えない稽古を楽しさ、喜び、笑いに変えてくれる惚れ惚れするような方々のおかげで稽古を続けています。
舞台や撮影前の準備時間に、合気道をする方と体捌きなんかできる日がいつか来たらいいな。
岡田准一さん、ケンドーコバヤシさん司会の武術番組「明鏡止水〜武のKAMIWAZA」第一回が再放送されます。
ご興味ある方はぜひ^ ^
NHK総合 10月6日(水) 22:45～23:14
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