2023/07/09

個展 太田静苑の今 併催第8回千草書院展

書家の母による「個展 太田静苑の今 併催第8回千草書院展」を見に、清水へ帰省しました。
筆の運びや墨の選び方、何を書くかなどにその人の在り方が如実に表れるんだなあと、ここまで来てようやく分かったような気がします。

「犀の角の如く独り歩め」
誰のものでもない、母の生き方そのものだもの。

それでも多くのお弟子さんたちのいきいきとした書も拝見しながら、母が人に囲まれ、人に恵まれて、まだまだその道を歩んでいることに深く感謝する時間になりました。

中学時代の友だちのお店、静岡市駿河区みずほの花だよりさんにお願いした、夏の力を感じる華麗なフラワースタンドが会場の外を飾ってくれました。

会場の清水マリナートからすぐそばにある清水魚市場で海鮮五色丼(自分で何を乗せたいか選べるの)をぺろりと平らげた後は、JR安倍川駅から花だよりさんへ。

店内に入る前、仕事をしている友人の姿に魅了され、その姿を写真に収めたかったと伝えると、「何、言ってんだか」とケラケラ笑われました。
でもね、表層では繕いきれない、内から輝く美しさをあなたが仕事をする姿に見たんだ。
写真、上手に撮れるようになれるといいな。

3本のポリシャスの植木鉢。ふたつは友人と旦那さん(これまた小中学時代友人で素晴らしいフラワーデザイナー)、もうひとつは私、なんて言ってお土産で渡してくれたから、その瞬間から大切にしています。なんてかわいいことを言うんだ!

母の個展と書院展には清水時代の友人や、初めてお会いする親戚も足を運んでくれました。
お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。

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