ポレポレ東中野『三島有紀子監督特集』での映画『少女』(2016)🎞️
上映後のトークイベントでは、映像作家・東京国際映画祭アドバイザーの安藤紘平先生と三島有紀子監督のお話を伺い、精巧な映像作品の組み立てや、直感的に訴えかけてきた細部を知ることができました。
会場には照明技師の斉藤徹さんもいらっしゃり、光の在り方で驚かされた箇所が撮影中に起きた奇跡であったこともお聞きしました。上映の度に奇跡が劇場に流れるなんて、それこそ映画の奇跡みたい。
主人公たちと同様、私たちも「世知辛い」という表現では生ぬるいくらい厳しく、生きづらい社会で成長してきた(子どもたちは、現在進行形で成長している)事実を直視せざるを得ない。
映画を見た後、無理に意味やメッセージを探し出すことは避けたいけど、感覚的なもので覚えておきたいものを得ることがある。本作でのそれは、暗闇の中で道を照らし得るものでした。(ネタバレ避けて、ああ抽象的)
そして監督から手渡しで頂いたポストカード。
裏にペンで書かれたメッセージが自分の声に重なって脳内小躍りしていたら、ケータイをオフにし損ねそうに。
この上映を教えてくださった今プロデューサーの小林美也子さんにも感謝いたします。
https://pole2.co.jp/news/66891500214df70d36a4d5be
https://pole2.co.jp/coming/6688fb41214df70d36a4d5ac
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