試写会で拝見した岡崎育之介監督作『うぉっしゅ』は、疎遠だった祖母を介護することになった孫のお話。
登場人物の女性たちが人一人の中に内在する要素のようにも理解できて愛おしく、女が女に寄り添う形や距離感にほっとする。
介護が主軸にあるんだけど、誰が誰をケアするのかの公式を崩されながら迎えるのは最後の祖母の言葉。
日常にある、その言葉。
うん、そうだよね、オーバーザサンの武道館公演でスーさん、美香さんもそう言ってたよねと思って口角が上がる。
心が「うぉっしゅ」されて映画館をカラフルな晴れ模様で出られることの嬉しさよ!
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