今、参加している撮影で目に留まるのは、女性技師がいきいきと働く姿。会社全体の方向性が見えるようで、その会社が創る作品への興味がより湧いてきます。
海外の撮影現場では、大先輩にあたる年齢の女性たちがプロ中のプロとして手腕を振るう姿を見てきました。日本の現場でも素敵な先輩方がいらっしゃいました。
願わくば、あの現場の多くの方がこれから先も技量を発揮し続けられる社会、環境でありますように。
新たな作品の衣装合わせとヘアメイク合わせを終え、ふんどしを締め直そうとしていた夜、誕生日のプレゼントをわざわざ届けに来てくれた二人がいました。
蔵前の靴屋さんへ一緒に行った時、この髪留めのセンター部分に対する細いスティックの長さと質感、色のバランスに見入ったのは、かれこれ3、4年前のこと。
よく覚えていてくれたなあ。
よくまだお店にあったなあ。
よくそれを贈ろうと思ってくれたなあ。
ふんわり、やわらかく、新しい気持ちになりました。
大切にします。
ありがとう。
*°