Actor Qyoko Kudo's Monology from Tokyo, Japan
遠くから狂ったようになく風鈴の音。
昔、お父さんが買ってくれたピーターラビットの本の装丁の手触りを思い出す。
触っていると安心するもの。
おばあちゃんの割烹着。
着物のたもとから覗く あたたかい腕。
お父さんのホーロー製 山用水筒。
肩車の時に遊んだ お父さんの波打つ天パ。
犬のあご。
あかちゃん。
冷たい手を温めてくれる 大きな手。
今晩、吾子がいつになく甘えん坊でした。