2011/08/13

ふかふかの夜

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今晩の満月を前にして、一体 どんなことを思うのか、しばらく前から ああかな、こうかなと楽しみにしていました。

フガフガとアグレッシブで橙色だったり、頬こけ ストイックで江戸紫色だったり、あるいは色んなものを手放してカスタード色だったり、肩の力が抜けて若竹色だったり、小さなことに喜んでフューシャピンクだったり、どうしようもない些細なことに腹を立てて赤かったり、ふぅーっと落ち着いて アイスブルーの麻模様だったり、色のイメージで考えていました。

実際、今晩は……空豆を剥いた時に遭遇する、あの内側のふかふかのベッド、それが春のお日様色で広がっている感じ。

怒りも悲しみも大切な感情だけど、やっぱりみんなに笑っていてほしい。

初めからこっちも笑っているのか、つられて こっちも笑っちゃうのかは判らないけど、兎に角、みんなに笑っていてほしいなあ。


生まれて初めて、お月様が笑っているように見えた夜。

いい夜

ありがとう
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