2011/09/13

待宵



夕べは中秋の名月でした。
その前の晩、十四番目の月は「待宵(まつよい)」。

中秋の名月はその昔、中国から伝わったもの。

その前の、あともう少しでほんとうに円くなる月、完璧な一歩手前をあえて愛でた昔の人の感性は素敵。
緻密な計算をして 余白を残した絵画みたい。

待宵の下、はじめて歩いた川沿いの道。川面では魚が飛び続けていました。

夕べは稽古場でも満月と一緒。
冷静と情熱の比率は0.5 : 9.5。
月に悦んでコントロールされてるな。