2012/02/29

LOVE ベルク・カッツェ



冬の間、しらっとそこに居座っていたもの。

頭部と氣海(丹田から指二本分くらい、ちょこっと下)辺りを分断しているような違和感が、季節の狭間がじわじわ発する何かを怖れて、かくれんぼするを諦め始めた。

上下版 ベルク・カッツェみたいな感じ。

愛したいのに、一人でいたい。
騒ぎたいのに、静寂に浸りたい。
応えたいのに、離れたい。

それでもやっぱりベルク・カッツェは好き。

体躯の言うことに、じっと耳を傾けようよ、頭。
その逆も然り。
差しつ差されつで始めてさ。

重い髑髏メットを脱ぎ捨てて、みんなをこしょこしょ くすぐろう。
みんなをウヒヒヒ笑わせよう。

春がやってきます。
そして今日は七日夜。
次の満月まで9日です。